みっともない、ただの吐き出し。


「あなたは自信がなさすぎる」



何度言われた言葉だろう。
高校に入学したばかりの頃、数学の問題を解いていたときに「こんなに自信がない子も珍しい」と言われた。胸がズキリと痛んだ。結局出した回答は合っていたのだけれど、心から抜け落ちたピースは拾って元の位置に合わせることが出来なかった。楽しいと胸を張って言える高校生活を通して自信のなさを克服出来たと思っていた。でもそれは面接*1のように人につっこまれ、自己と向き合い直視する場面を無意識に拒んできたに過ぎなかったのかもしれない。結局、例え1位をとっても何をしても何と言われても自分を信じることは出来なかった。「自尊心が高い」と先生に言われた。その通りだと思う。けど、いちばんは自信がないのだ。間違っていたらいやで胸を張れない。小学生の時に正解を出しているのに手を挙げられない、後から「ああわたしの答え合ってたんだ…。」そんな風に呟く。その中身のままここまで来てしまった。身に付けている防御壁を一枚一枚剥いで残るのは自信のなさと臆病な心だけ、そんな気がする。


自信の持ち方が分からない。



NEWSのFighting Man、良い曲ですね。

挑戦したらいいじゃん、ありのまま思うがまま 
何もしなきゃ始まんない 自分に負けんな

*1:バイト除く