ひとつひとつの眼差しよ 君に届け

こんなこと言うと滝様担に怒られるかもしれないけど…、私の中で今回の革命は五関革命であり戸塚革命です。ネタバレ含みます。






実を言うと戸塚さんが演じる”いい人”の役に苦手意識を持っているのですが(ごめんね戸塚さん…)、今回の悪役・大将軍様は戸塚さん以外にいない程のはまり役だと思う。この人はどうしてこんなにも狂気じみた役が似合うのだろう。眼力が強くて何を考えているか分からない暗く深い瞳をしてる、この大将軍様は。心の底の気持ちから役になってるのがあんなに怖くさせるんだろうな。凄いな、戸塚さん。
五関さんは一番最初の曲からガンガン手を抜かず踊っていて、特に2人の夜の気合いはこっちが驚くくらいに。最大の見せ場のラストは瞬きすら許されない。あの世界観は紛れもなく五関さんが作り上げたものだった。幻想的で儚くて神秘的で、でも人間味が溢れていて、優しくて切なかった。五関さんが舞うと飛び散る水しぶきがダイヤモンドみたいにきらきらしていて、全てがどうしようもなく綺麗だった。五関さんの見せてくれる世界と景色は、繊細なのに強くていつもとても美しい。見る度にこの人のファンでいて間違いなかったなあ、って思うよ。次はどんな景色を見せてくれるんだろう。楽しみにしてますね。
千縄楽まで怪我なく無事に走りきれますように。